インシデント管理帳

余計なことしか言わない

ハマトラ THE ANIMATION はクソアニメなのか

微妙に長い文章を書くのがかなり久しぶりなんで色々と探り探りで仕方ない話。

 

1期を見てた当時はオイオイなんだこの超弩級クソアニメ状態だったハマトラ THE ANIMATION(以下ハマトラ)なんだけど

漫画版->2期と見てるうちに、これを単純にクソアニメと評価していいものかと思うようになったわけで。

 

放送終了後もだいぶ長い間うんうん考えてたけど、

気づいちゃえば本当にアホらしいくらいにド直球で中高生をメインターゲットにしてるんだよね。

(メインターゲットというか完全に中高生以外を切り捨ててるというか)

 

とりあえず色々盛り込んだキャラ設定やら、ミニマム能力者と普通の人間との確執(当然お題目は壮大だけど薄い)やら、アバンに入るナイス君の独白とかやたら安易に入る暴力/グロ演出やら、OP/EDのアーティストチョイスやら。

なんかそういうのにハマる時期を過ぎちゃった人からすると

自身の黒歴史というか今考えるとなんであんなの好きだったんだろう的な頭抱える要素がキャパシティオーバーしちゃって

あ、これダメなやつだってなっちゃう。

逆にいい年してこういうストーリーとかに感情移入して傑作だとか持ち上げてるようだとちょっとどうなのそれ。

まぁでもこの手の作品が好きだっていう人はまた別だし、

上記に上げたような要素も個別に見ればそこまで問題があるわけでもないので

料理の仕方によっては十分他の層に受ける物を作れるとも思うけど。

 

なのでこれ系の作品を安易にクソアニメと片付けるのもどうかと思いました。

ターゲットである中高生に限っては凄く理にかなったアニメというか

むしろ製作者側の狙い通りの良作なんではないかなぁ。

なんとなくだけどデュラララ!! とかヴァルヴレイヴとかギルティクラウンもそういう空気を感じるよ。

(上記3作品の個別の評価については割愛)

 

あ、漫画版は普通に面白いと思います。